2学期終盤いじめ集中、互いの性格知り「嫌い」(28日)読売
青森市教育委員会は、2017年度に市内の小中学校で認知したいじめの件数を発表、11月と12月の2か月間に平均の約2倍の件数が集中している実態が浮き彫りになった。市教委は2学期終盤で人間関係が深まり、好き嫌いの感情が過激になった可能性があると分析。今回の調査同市は16年8月に市立中学2年の女子生徒(当時13歳)がいじめ被害を訴える遺書を残して自殺した問題を受け、対策を強化。各校のいじめの実態を把握するため、同年9月からいじめの認知件数を月ごとにまとめている。
17年度の市内全小中学校のいじめの認知件数は小学校974件、中学校406件の計1380件。1か月間の平均認知件数は115件だったが、11月は231件、12月は214件に上った。学年別では、クラス替えや進学で環境が変わる小3、小5、中1が多かった。
16年度も1か月の平均認知件数143件に対し、11月は173件、12月は194件と同様の傾向を示した。
市教委は「2学期の終わりは子どもたちが互いの性格を知り、『嫌い』『性格が合わない』など他人を否定する傾向が出てくる時期」と分析している。
市教委は学年の始まる4月に各クラスで行うオリエンテーションに注目。仲が良くなる機会を作ることで仲間外しやソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)上の中傷などを防げる可能性があるとして、夏休み明けにオリエンテーションを開催することにした。
市教委は「2学期の人間関係がうまくいくよう、教員たちは支援したい」と説明している。結果を有効な対策につなげる考えだ。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20180728-OYT1T50062.html?from=ycont_top_txt
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