端本死刑囚、空手で見込まれ実行犯に=教祖の警護も-オウム死刑執行(26日)時事
端本悟死刑囚(51)=東京拘置所=は空手の腕を見込まれて坂本堤弁護士一家殺害事件の実行役に選ばれ、元代表松本智津夫(麻原彰晃)元死刑囚(63)の警護役も務めた。
東京都出身で、早稲田大法学部在学中の1988年に入信、出家。教団の「自治省」に所属し、脱会信者の連れ戻し、盗聴などの非合法活動に関与した。教団の軍事訓練では信者に空手を教えることもあった。
弁護士一家事件では、松本元死刑囚から一撃で気絶させる役割を期待され、寝ていた坂本弁護士=当時(33)=に馬乗りになり顔を殴打。妻都子さん=同(29)=の腹部も足蹴りした。松本サリン事件では、サリン噴霧車の運転を担当した。
母親が教団施設から連れ帰ろうとした際は「息子が坂本事件に関与していると知ったらどんなに驚くだろう」と泣いたが、松本元死刑囚から「前世で息子だった」と言われなだめられた。
一審東京地裁の公判では「麻原にだまされ、検事にだまされ、ちくしょう」と語り、取り乱す場面も。松本元死刑囚の公判に出廷した際は「麻原は八つ裂きにしても許せない」と怒りをあらわにした。
教団との関係を絶ち、拘置所では文学や哲学の本を好んで読んだ。接見した学者と聖書について話すこともあった。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018072600519&g=soc
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