警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(16、17日 単位・レベル)
自殺にも流行がある
【治安うんちく】
自殺には流行があると言われているが、メディアを媒体とした自殺が現代風なのかも知れない。ところが、このところ旧態依然の練炭自殺が目立っている。
13日夜、東京・江戸川区の住宅で、男女5人が死亡しているのが見つかったが、目立った外傷がないうえ、室内からは複数の練炭が見つかったことから警視庁は、自殺と見ているという。この住宅に住む男がツイッターで知り合った知人に自殺をほのめかしており、神奈川県に住む女性から神奈川県警に「ツイッターで知り合った東京・江戸川区に住む男性が自殺しようとしている」と言う情報が寄せられ、同県警からの情報で警視庁の警察官が男の部屋を訪れ、5人の遺体を発見した。
そして15日午後には神奈川県相模原市の林道に停車中の乗用車の中で男女3人が死亡しているのが見つかった。警察は、助手席などに練炭が置かれていたことから集団自殺とみている。
「練炭自殺」―古くからある自殺の手段で近年はあまり聞かなくなっていたのだが…問題はネットを利用して知らぬ者同士が集まり死を選ぶこと。同情心からではないのだろうが、そんなに自殺志望が多いのか疑いたくなる。こんなのが〝流行〟になっては悲しい時代である。
警察庁によると今年上半期(1月から6月)の全国の自殺者数は1万0467人で平成21年から昨年まで連続で減り続けている。
ランキングは東京の1154人、大阪の631人、埼玉の609人、神奈川の576人、愛知の539人と続いている。減少傾向にあるとは言え1日当たりに換算すると57人がどこかで自殺していることになる。
年間推移をみると平成に入り15年の3万4427人をピークに21年以降は減少傾向に入り同29年が2万1321人となっている。
自殺の原因の1位は健康問題で2位が経済・生活問題と言われているが、最悪の数字だった平成15年当時は「いざなみ景気」と言われ好景気時なのになぜ?
それにしても中学生や高校生の自殺が目立ちすぎる。
今月に入り、新潟県の男子高校生がいじめの被害を訴えるメモを残して自殺している。SNSで誹謗中傷されたことが原因のようだが、小欄も小学生のころ、いじめられた。しかし、いじめられている3人がまとまり、いじめ野郎を学校裏山に呼び出して気合いを入れた以降はなくなった。何事もやればできる。死ぬんじゃない!
東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
http://policestory.cocolog-nifty.com/blog/2013/07/post-4188-13.html
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