警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(18、19日 単位・レベル)
入管法犯が増加
【治安うんちく】
平成20年に短期の在留資格で入国したのに21年1月の在留期間を過ぎても出国しなかったマレーシア人の男が入管難民法違反で山形県警に逮捕された。今年に入りこうした検挙者が増えている。
しかも、今年上半期に日本を訪れた外国人旅行者は、推計で1589万人余りとなり、これまでで最も多かったという。
警察庁によると今年5月現在、特別法犯の検挙件数は2万7579件で前年より79件の増加。最も増加したのは上記のような外国人の入管法で318件も増えて1873件。次いで大麻取締法が290件増の1657件。廃棄物処理法が226件増の2314件、児童買春・児童ポルノが167件増の1473件、犯罪収益移転防止法が同103件増の1059件と続いた。最近では地下銀行を営みベトナムに約20億円を不正送金していたベトナム人が警視庁に逮捕されている。
これに対して減少したのが迷惑防止条例が300件も減らして3202件。これに軽犯罪法の-222件で3018件と続き、覚醒剤取締法が-194件で5218件などの順だ。
特別法犯だけではない。東京・羽田空港などで「白タク」事業を経営していたとして、43歳の中国人の男が逮捕されている。なんと今年3月ころから8000万円を稼いでいたという。
中には岡山市のJR駅近くの広場で桃の木から桃1個を盗んでベトナム人留学生が逮捕されるなど特別法犯の入管法を含めて、日本は外国人の〝犯罪天国〟になってしまったのかと疑いたくなる。
それにしても、特別法犯で上位を占めていた覚醒剤取締法犯が依然として減少傾向を続けているものの、大麻が増えるとは、薬物依存症の日本人が減らないことを示しているようで、嘆かわしいことだ。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
http://policestory.cocolog-nifty.com/blog/2013/07/post-4188-15.html
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