警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(2、3日 単位・レベル)
さぁ夏本番だ
【治安うんちく】 さあ7月―本格的な夏の到来です。先月29日には神奈県逗子市の逗子海水浴場で海開きが行われた。海水浴シーズンとなれば懸念されるのが水難事故。
早くも1日、新潟県聖籠町の網代浜海水浴場で中学生の男女2人が溺れて男子生徒が死亡するという痛ましい水難事故があった。同海水浴場は14日海開きの予定で監視員はいなかったという。
警察庁によると昨年は統計のある昭和41年以降の水難事故発生件数及び水難者数は最も少なかった平成26年に次いで2番目の少なさだった。しかし、数字的には高い数字で推移しており、注意が必要。
警視庁では1日に東京都江戸川区、江東区、墨田区、葛飾区内の各警察署が中心になり荒川河川敷で水難救助訓練を実施するなど、全国各地で訓練が行われている。
平成29年に全国で発生した水難事故は511件で前年より103件の減。水難者は647人で同88人の減だった。また水死者、行方不明者は248人でやはり56人の減。
水難者647人のうち海が377人と58.3%を占め河川が192人と29.7%だった。
発生場所のランキングでは神奈川、新潟が各24件、茨城と千葉が各22件、福岡と長崎が各20件の順。
海水浴が最も多く58.5%を占めるが、魚取りや釣り、水遊びなどでも出ており、とにかく、風雨や落雷など天候不良の時などは勇気を持って中止することが必要だ。また釣りやボートなどで水辺に行くときはライフジャケットの活用。遊泳時の安全確保のため掲示板や標識にも注意をはらうことだ。
山岳遭難もそうだが水難事故もまた本人だけでなく救助活動する人たちにも大きな負担がかかることを十分認識しておくことだ。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
http://policestory.cocolog-nifty.com/blog/2013/07/post-8fd5.html
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