警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(24、25日 単位・レベル)
認知症の行方不明者が増加
【治安うんちく】 高齢化社会が進んでいるのか認知症の行方不明者が増えていることが分かった。
警察庁によると平成29年の全国の行方不明者は8万4850人で前年と同数。うち男性が64.3%、女性が35.7%を占めた。
過去と比較するとこれまで最も不明者が多かったのは昭和58年の11万5236人。その後、59年から10万人単位で推移。平成に入り14年が最も多く10万2880人だったが、以後は再び減少に転じている。
年齢別では20歳代が1万7052人、10歳代が1万6412人、30歳代が1万0615人、80歳代が1万0476人、70歳代が9425人と続くが9歳以下がなんと1198人もあった。
動機別では、認知症1万5863人を含む疾病関係で2万2162人。これは全体の26.1%を占めている。なかでも、認知症は前年より431人増えて過去5年間で最も多かった。
次いで家庭関係が1万4846人、事業・職業関係が9912人と続くが動機が分からなかったのは1万4268人もあった。
全行方不明者のうち、その後に所在が確認されたのが8万1946人。男性が63.9%、女性が36.1%。
認知症も含めた疾病に家庭関係の不明者を加えると全体の約3分の1近くもあり、日常生活上で不安を抱えた家庭が多いことが伺われる。
時代に備えたのだろうが、認知症高齢者の対応を学んでいる警察署がある。北海道警の千歳署。同署はこのほど「認知症サポーター」を養成するため、専門家を招き講座を開いたもので、署員約50人が対応方法を学んだという。警察に専門部隊のできる日も近いのかなぁ…
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
http://policestory.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-4188-18.html
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