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2018年6月10日 (日)

警視庁管内体感治安レベル3

首都東京体感治安(10、11日 単位・レベル)
数字治安が良くても…
【治安うんちく】

2009_1228_22521931F1013850 不特定多数の人がいて、逃げ場もない新幹線車内でしかも刃物を振りまわして乗客に襲いかかり30代の男性が死亡、26歳と27歳の女性にも重傷を負わせるという凶悪事件が9日、JR東海道新幹線の新横浜−小田原間で発生した。事件があったのは東京発新大阪行き「のぞみ」265号の12号車内。男は通報で駆けつけた神奈川県警に逮捕された。逮捕される際に男は鉈のような形状の刃物を持っていたという。恐ろしい話しである。
 新幹線車内で事件は勿論今回が初めてではない。平成16年には博多発東京行きの上りの「のぞみ」車内で、男が包丁を持って暴れているという連絡で静岡県掛川市の掛川駅で臨時停車させ、警察が男の身柄を駅のホームで確保した。この時は車掌の女性が指などを切る軽いけがをしただけで済んだ。
 それだけではない。やはり同年の4月には、山陽新幹線の車内で持っていた紙に火をつけて座席の一部を焼いたとして80歳の男が逮捕されたが、鑑定の結果、責任能力がなく岡山地方検察庁は不起訴にしている。
 はっきり言って「まともな人間の行為でない」なのに不起訴ーこうなれば新幹線も空港並に金属感知器などのなにがしかの強力な抑止策が必要になるだろう。
 懸念されているソフトターゲットテロ対策のためだ。
 警察庁によると平成28年の刑法犯の発生場所別の認知件数がある。
 刑法犯認知件数99万6120件のうち駅及びその他鉄道施設で発生したのは9520件。場所といえば一戸建て住宅から集合住宅、学校、駐車場、道路上、公園など全ての場所のなかで7番目に多いのだ。
 特に殺人の最多は1戸建て住宅、中高層住宅など住宅地が最も多いが、駅・鉄道施設も14件発生している。
 数字治安は回復傾向にあるのだが、不特定多数の人が集まる場所の凶悪事件は体感に大きなダメージを与える。凶器だけでなく、人間そのものの対策が必要ではないのか。よってレベルを3にする。
 東京体感治安は「レベル3(イエロー)」とする。
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http://policestory.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-4188-8.html

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