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2018年6月14日 (木)

2017年の認知症不明者、過去最多の1万5千人超 警察庁まとめ (14日)日経

 2017年に認知症か、その疑いが原因で行方不明になったとして警察に届け出があったのは、前年より431人多い1万5863人だったことが14日、警察庁のまとめで分かった。5年連続で1万人を超え、過去最多を更新した。統計を取り始めた12年の9607人と比べて約1.65倍に増えた。昨年中に所在確認できなかったのは227人だった。
 進行する高齢化社会を見据え、全国の警察は行方不明者の早期発見につなげようと自治体と情報共有をするなど対策を進めている。
 16年以前に届け出があった行方不明者も含め、17年中に警察の捜索活動で発見されたのは1万129人。帰宅したり、家族らが見つけたりしたのは5037人だった。他に、死亡していたのが確認されたのは470人で、届け出が取り下げられるなどしたのも125人いた。
 認知症不明者が発見されるまでの日数をみると、届け出の受理当日が半数以上の72.7%。自宅周辺などを徘徊(はいかい)し、遠くまで離れていなかったケースが多いとみられる。7日以内では、大半の99.3%だった。
 都道府県警別の受理状況は、大阪府警が最多の1801人で、埼玉県警の1734人、兵庫県警の1396人と続いた。少なかったのは、島根県警の38人や和歌山県警の40人など。
 認知症以外も含めた行方不明者の総数は8万4850人で、前年と同数だった。この中で犯罪や事故の被害、自殺の恐れがある「特異行方不明者」は5万5939人に上った。
 不明者総数の原因や動機別は認知症を含む疾病関係が増え続け、最も多い2万2162人(26.1%)。次いで家庭関係が1万4846人(17.5%)、事業・職業関係が9912人(11.7%)となった。〔共同〕
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO31743370U8A610C1CC0000/

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