警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(18、19日 単位・レベル)
「自分の命は自分で守る」時代
【治安うんちく】
18日午前7時58分ごろ、大阪府北部で震度6弱の地震があった。震源地は大阪府北部で震源の深さは約10キロでマグニチュード(M)5・9と推定される。
ニュースを見ていて、宮城沖地震や北海道浦河沖地震など取材(昭和44年から同58年のカメラマン時代)で現地に行って見た光景を思いだした。東日本大震災の時は霞が関の11階で仕事をしていたが、工事現場のクレーンの揺れを見て足がすくんだものだった。
それにしても地震列島日本ーいつどこで起きるか分からない。今回の大阪の地震は特定はされていなが有馬・高槻断層帯などで発生したものと見られており、直接は南海トラフ地震とは関係ないが、繋がる確率が高くなったという見方をする専門家もいる。
確率はあくまでも確率だが、平成28年4月14日21時26分に発生した熊本地震の発生確率は「30年以内に1%」だった。そして、今回の大阪の有馬・高槻断層地震も確率はやはり「30年以内にに1%」だった。
以下は内閣府の防災情報による地震発生が切迫している地域想定地域だ。
【南海トラフ地域】被害想定地域
茨城、千葉、東京、神奈川、山梨、長野、岐阜、静岡、愛知、三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛、高知、福岡、熊本、大分、宮崎、鹿児島、岡山。
※想定被害 死者行方不明者は約32万3千人。住宅全壊戸数は約238万6000棟。東日本大震災の約20倍の被害。
▼発生確率 30年以内に70%
【首都直下型地震】被害想定地域
茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨、長野、静岡。
※死者行方不明者は約2万3000人、住宅全壊戸数は約61万棟
▼発生確率 30年以内に70%
さらに、日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震の想定確率は30年以内に40%。特に千島海溝沿いの海溝型地震は、日本海溝沿いでの東日本大震災の超巨大地震が起きたことを踏まえ、M8.8以上の地震が今後30年以内に発生する確率は7~40%と言われている。
他にも相模トラフ沿いの海溝型地震や中部圏・近畿圏直下型地震も想定されている。
東日本大震災は死者行方不明者2万2118人、全壊戸数は12万1768棟だったのに比べれば、いかに巨大かが想像される。
確率はあくまでも確率。「自分の命は自分で守る」ーこの原則を忘れないよう日頃から心がける必要があるようだ。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
http://policestory.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-4188-14.html
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