警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(3、4日 単位・レベル)
上にも制限を設けよ
【治安うんちく】
小欄も数年前に運転免許証を返納している。運転免許取得資格の年齢を制限しているなら、○○歳以上にも制限を加えてもいいのではないかと思われる事故が発生した。
神奈川県茅ヶ崎市で歩行者ら4人が車にはねられ、1人が死亡するという痛ましい事故が発生したが、運転していたのは90歳の女だった。
本人は昨年、「免許更新が近いけど、免許を返納しようと思っている」と話していたという報道があるが、こうした人間により、何の因果関係も無い人の命が奪われるようではちょっとオーバーな表現になるが、法治国家と言えるか?
警視庁では、運転免許を返納した人には「運転経歴証明書」を申請することができるサービスがある。これまで安全運転に努めてきた証明や記念の品となるものだという。
警察庁によると「運転経歴証明書」の交付数が、平成29年1月から9月で全国には27万8818件(暫定値)に上るという。
同庁によると今年4月現在の交通事故発生件数は14万0758件で死者は1115人。前年と比べて発生で1万2732件、死者で2人の減少。
死者数の年齢別では65歳以上が648人で最も多く、前年より58人も増えている。中でも75歳以上となると412人で65歳以上の6割を占めている。
問題は事故を起こした人の年齢と事故の原因は何かをみると以下のようになる。
原付以上の運転者の死亡事故を法令違反別しかも年齢別でみると65歳以上の運転操作不適が最も多く64件。これに漫然運転の38件、安全不確認の33件と続く。
現在の運転免許は道交法の88条で定められ、大型免許は21歳、普通免許でも18歳以下は取得ができない。しかし、上には限度がない。「検査がある」と言っても現実に事故は起きている。
取得年齢に制限があるのなら上限があってもいい。体力・気力の衰える高齢者対策としては重要な対策のひとつだ。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
http://policestory.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-4188-2.html
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