警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(23、24日 単位・レベル)
依然として山岳遭難は多い
【治安うんちく】これは4月28日から5月6日の春の連休中に発生した山岳遭難の記事の一部だ。
★富士山で男性滑落、心肺停止 5月6日
★北ア・白馬岳で男性行方不明 5月6日
★ 新潟で登山の親子 遭難か5月6日
★ 行方不明の夫婦、ビラで情報求む 地蔵山付近で高島署/滋賀県 5月3日
★ 沢に転落 6日ぶりに生還 登山者が発見 4月29日
こうした遭難に警察などは期間中、それぞれの対策を講じている。
☆登山届け出スマートに/アプリ「コンパス」 福島県警が導入/緊急連絡先やルートなど共有/遭難時の早期救助期待…
☆道整備などで安心登山 裏妙義山系で安中市遭難者救援隊 入山者指導や道標取り付け
☆登山届提出徹底 県警が呼びかけ=奈良
☆連休の登山 十分な装備を 県警注意呼びかけ 昨年の遭難16件、死者も=富山
☆GW、山岳遭難防げ 富士山で出発式 /静岡 …
警察庁によると今年の春の連休中の山岳遭難は165件発生。遭難者人数は187人。内訳は死者13人、負傷者74人、行方不明8人となった。
過去5年間で比較すると発生の最多は平成27年の173件。その後は増減を繰り返している。遭難者数はやはり27年がトップの208人で今年は過去5年間で一番少なかった。死者は27年と同数の8人で同じく最も多かった。
これに対して警察は山岳遭難救助隊員を延べ1088人を出動させ、ヘリコプターも78回にわたり出動させている。
何事もそうだが登山計画などに「慎重過ぎる」ことはない。自分の命もそうだが、1件の遭難に何人もの人手がかかることを頭に入れて行動することだ。
岐阜県は、登山届の提出が義務付けられている北アルプスと御嶽山で無届けや虚偽の届け出をした登山者に5万円以下の過料を科し、埼玉県は県内の山で遭難した登山者を同県の防災ヘリコプターが救助した場合は遭難者から「手数料」として約5万円を徴収する条例もあるなど2年前から有償化の動きもみられる。
なによりも二重遭難の危険性を帯びながら救助隊が活動していることもお忘れなく。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
http://policestory.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/post-4188-19.html
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