警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(13、14日 単位・レベル)
治安は確実に回復
【治安うんちく】
昨日も書いたが盗んだプリウスで空き巣を繰り返していた男2人が警視庁などに逮捕された事件。容疑のもうひとつの侵入盗は減少傾向にあるだけでなく、検挙率も窃盗犯の中では高い。
警察庁によると今年3月現在の侵入盗の認知件数は1万5160件で前年より2135件も減少した。検挙率は51.2%で同0.8ポイントのアップ。検挙率が33.6%と少ない窃盗犯の中でも侵入盗は51.2%と最も高い。
認知件数のランキングは千葉の1357件をワースト1に愛知の1328件、東京の1171件、埼玉の1088件、大阪の1023件と続いた。
前年に比べて最も減らしたのは愛知の-463。次いで神奈川の-377件、大阪の-360件がベスト3。増えたのは群馬の+90件、埼玉の+89件、千葉の+41件など。
一方、検挙率のランキングは高かったのが大分の139.3%を筆頭に山口の129.9%、滋賀の115.2%など100%越えが6県あった。
低かったのは岡山の19.5%、山梨と岐阜の各22.6%、千葉の23.3%、石川の25.4%の順。
平成13、14年ごろは窃盗事件の発生処理に追われて捜査が追いつかず余罪を出すことができなかった。ピッキング盗が多発した時代だ。特に13年の侵入盗の検挙率は29.4%で全刑法犯はなんと20%を割り、19.8%と史上最低。それに比べれば今は確実に治安は回復に向かっている。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
http://policestory.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/post-4188-11.html
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