警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(10、11日 単位・レベル)
移動式防犯カメラ
【治安うんちく】
近年は街頭の防犯カメラに加えて自動車搭載のドライブレコーダーなどが犯罪捜査に大きな効果をあげているだけでなく防犯効果も期待されている。
そんな最中、なんと発生が多い地域に移動ができる移動式防犯カメラが登場した。
名古屋市港区内の港区工場防犯協議会が、移動式の防犯カメラ二台を同区防犯協会に寄贈した。犯罪の発生状況や住民の要望に応じて、設置場所を変えながら運用するという。バッテリー式で、電源のない場所でも対応可能で、街頭犯罪の抑止や通学路の安全確保に役立てていくという。
この街頭犯罪が減少している。警察庁によると今年3月現在の街頭犯罪の認知件数は5万7842件で前年より1万0171件の減少。最も減らしたのは東京の-1834件で、逆に増加したのは群馬の+76件。検挙率は極めて低く12.8%だがそれでも前年より1.1ポイントアップしている。
認知件数のランキングは大阪の1万0427件、東京の8768件、埼玉の5137件、神奈川の3722件、千葉の3654件と大阪以外では首都圏に集中している。
罪種別で最も多いのは器物損壊が1万8254件、住居侵入の2914件、暴行の2596件と続く。
一方、検挙率のランキングは高いほうが富山の80.1%、三重の79.7%、大分の55.1%、山口の30.2%、長崎の29.0%の順。
低かったのは福井の6.4%、東京の6.5%、兵庫の6.6%、京都の7.3%、茨城の7.7%と続いた。
現状に移動式が加わると犯人にとって設置場所が読めないため、捜査にも効果が期待できる。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【事件】今回の新潟市の少女殺人事件だが、遺体が見つかった現場近くで遺体の遺棄直前に白い車に乗った不審な男が目撃されていたという。時間と「白い車」が分かれば、防犯カメラは捜査には大きな武器になる。さらに車種が分かれば割り出しは可能だ。
警告する自首しなさい。
http://policestory.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/post-4188-8.html
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