警視庁管内体感治安レベル3
首都東京体感治安(3、4日 単位・レベル)
こんな商売を見逃すな
【治安うんちく】
数年前に、ある友人と酒を飲んでいて、「そろそろ遺言状を書いておいたほうがいいんじゃないの」と言われた。自分は遺産も無いので「書くものがありません」と答えて爆笑した。
最近は他界した親の遺品整理でトラブルが発生しているという。国民生活センターによると昨年末、山陽地方の60代女性が姉の遺品の片付けを、遺品整理業者に依頼したところ約30万円かかった。ところが、約束の期日中に終わらなかったことから、残りを自力で片付けたため解約を申し出ると「既に撤去した物を送り付ける」と脅されてしまった。
こうした遺品整理のトラブルが増えているという。さらに、不当な額を要求して整理した業者は、遺品の処理のため不法投棄していたとして札幌市で4人が廃棄物処理法違反で逮捕される事件もあった。
遺品処理でぼろ儲けする悪い業者もいれば、先日、テレビ朝日のスーパーJチャンネルで放送していたが、長野県信濃町の山林から不法投棄された新品のタウンページなど約180冊が見つかるなど、これまで1000冊以上が見つかった。犯人は「配達担当だった大阪府の業者」という。
このほか、公務員が転勤のため必要なくなった家具を異動途中に捨てたとして罰金30万円の判決があった。捨てたのはソファや鍋など約100点(約27キロ)にも上ったという。実は今年に入り、こうした廃棄物処理法違反の検挙件数が増加している。
警察庁によると今年3月現在の特別法犯の検挙件数は1万5965件で前年より158件の減少。検挙件数の最も多い覚醒剤取締法が2760件で前年より286件の減。さらに2月までは多かった迷惑防止条例も268件も減って1873件の検挙となった。
その他、軽犯罪法も減少しているが、なんと廃棄物処理法が1467件で前年より135件増えるなど増加傾向にあることが警察庁のまとめで分かった。
この犯罪、個人というよりは業者に多く、その裏には「金儲け」がある。てめえ(手前)の利益のため国民あるいは地域住民の財産をゴミで汚すなどは許せない。徹底検挙だ!
首都東京体感治安は「レベル3(イエロー)」とする。
【事件】3日午前3時半ごろ、東京都新宿区のビル地下1階のコインパーキングで、車から降りた自動車販売業の男性(29)が3人組の男に、頭を棒で殴られたうえ現金約100万円が奪われる強盗事件が発生した。前日の2日午後にも、同区のビルに2人組の男が押し入り、金の換金をした後の男性が粘着テープで縛られて現金3500万円が奪われ、さらに同日、東京都荒川区で警察官が刃物で襲われる事件があったことから体感治安をアップした。
http://policestory.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/post-4188-1.html
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