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2018年4月13日 (金)

警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安(13、14日 単位・レベル)
検挙率は順調に回復している
【治安うんちく】

2009_1228_222559212F1013739 昭和の時代は高かった刑法犯の検挙率。最も高かったのが昭和60年の64.2%。最低でも50%台だった。ところが平成に入り50%を割り、同13年にはついに20%を割って戦後最悪の19、8%だった。それが現在は30%台に回復しているが、近年は治安情勢のバロメーターとして判断の基準にあまり使われなくなった。
 その刑法犯検挙率だが警察庁によると今年3月現在は38.6%で前年を1.8ポイント上回った。このように徐々に回復はしている。
 最も高かったのは凶悪犯の91.1%で前年を6.9ポイントアップした。中でも強制性交等は101,2%。殺人も同6.9ポイントあがって96.8%だった。
 続いて粗暴犯の87.5%。罪種別で最も高かったのは傷害致死の93.3%。これに風俗犯の86,5%と続くが、詐欺などの知能犯が低く44.4%と50%を割っている。窃盗犯に至っては33.6%と最低。
 窃盗犯のこの数字、何が原因かと言うと乗り物盗で10.1%、その中でも自転車盗がなんと6.7%と一桁台なのである。
 殺人や強盗などと違い自転車盗は鍵をかけない所有者が多く、「治安」の悪化というよりはちょっと違うような気がする。
 ランキングは鳥取の86.2%、徳島78.0%、長崎の76.2%、大分の74.3%と西日本の率が高く、東日本は秋田が69.9%と5位だった。
 これに対して低かったのは大阪の22.5%、千葉の27.6%、埼玉の27.9%、東京の29.9%、茨城の30.8%など低いのは首都圏に偏っている。
 やはり現代は数字治安もそうだが、体感治安も大事。殺人や強盗などの重要犯罪、侵入盗やひったくりなどの重要窃盗犯の数字が治安情勢を観測する際に大きな影響を与えているようだ。
 首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
 【5年前のこの日】

F1010227
http://policestory.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/post-39cd.html

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