警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(30、1日 単位・レベル)
あれから31年か……
【治安うんちく】 兵庫県西宮市の朝日新聞阪神支局が襲撃されてから3日で31年になる。朝日新聞では、この事件で殺害された小尻知博記者を追悼する記帳・拝礼所を阪神支局1階に設けるほか3階の襲撃事件資料室を一般開放するという。
事件当時、小欄は警視庁で捜査1課を担当していた。実は、この事件の前に名古屋市の同社寮の食堂に対する発砲事件があったほか、東京本社も銃撃を受け、同社の静岡支局にピース缶爆弾が置かれた爆破未遂事件があったばかりか、「赤報隊」名の声明も出された。それだけではない。島根県の竹下登首相宅にも脅迫状が届くなど根の深い事件だった。
警察庁は指定116号事件として全国警察あげて捜査を進めるが既に控訴時効を迎えている。
指定事件ー第1号が昭和39年5月15日に指定された連続学校金庫破り事件が「101号事件」。その後は、朝日新聞襲撃の「赤報隊事件」などがあり、平成17年12月7日に指定されたマブチモーター社長殺人放火事件など2つの事件が124号事件。だが、その後は指定事件はない。
警察庁によると今年3月現在の殺人の認知件数は220件で前年より2件の増加。ところが検挙率が高く前年より6.9ポイントもアップし96.8%もある。
認知件数のランキングは東京が25件、神奈川と大阪が22件、千葉の18件、兵庫の17件と続く。
検挙率は各県とも高く、認知件数が最も多かった東京がなんと124.0%もあった。残念ながら石川が33.3%と最も低いが、他の都道府県警がいずれも事件の半数以上を検挙しており、率を引き上げている。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
http://policestory.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/post-28ef.html
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