警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(24、25日 単位・レベル)
強盗事件が増える
【治安うんちく】
振り込め詐欺で、「だまされたふり作戦」がある。現金を受け取りに来た「受け子」を待っていた警察官が逮捕するもの。ところが、強盗にもこんな作戦があった。
群馬県館林市のパチンコ店の景品買い取り所で、アルバイト男性に鎌ようのものをちらつかせて、現金100万を奪って逃走する事件が3月夜に発生した。防犯カメラの映像から24歳の男が逮捕されたが、男が奪って逃げたお金は50万円の札束2つで、それぞれが上の1枚だけが本物。だから被害額は2万円だった。
買い取り所では、強盗対策のため用意していた。
こうした強盗事件が今年に入り、増加している。
警察庁によると今年3月現在の強盗事件認知件数は453件で前年より21件増加した。しかし検挙率は88.7%で前年より6.1ポイントもアップしている。
認知件数のランキングは東京の81件を頭に大阪の61件、埼玉の44件、愛知の39件、千葉の31件と続いた。
一方、検挙率は石川、和歌山、鹿児島の200%を頭に、東京の112.5%など100%超えが21都府県あった。
低かったのは滋賀の33.3%、富山の50.0%、愛知の56.4%、茨城の58.3%、岐阜の66.7%の順。
振り込め詐欺では、「だまされたふり作戦があるから受け取りに行くと逮捕される」という抑止力になるが、本物1万円札1枚だけの札束は、公にするとその場で見破られる危険性がある。本当なら、こうして書くこと事態、裏手口をばらすことになり、いけないことだが、被害を防ぐアイディアとして紹介しておくのも良いかと…
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【5年前のこの日】
http://policestory.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/post-4188-21.html
最近のコメント