警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(17、18日 単位・レベル)
強制性交の増加が目立つ
【治安うんちく】
治安情勢を観察する上で指標となる重要犯罪―そのなかで殺人や強盗、強制性交などの認知件数が前年より増えている。
警察庁によると今年3月現在の重要犯罪認知件数は2242件で前年より19件の減少だが、強制性交は31件も増えて254件になった。その他では略取誘拐・人身売買が22件増の63件、強盗が21件増の453件、殺人が2件増の220件と続いた。
これに対して強制わいせつが-59件で1019件、放火が-36件で233件など減少幅が大きな罪種もあり、全体的には減っている。
特筆するのは検挙率。重要犯罪は92.3%で前年より8ポイントアップした。最もアップ率が高かったのが略取誘拐・人身売買で33.3ポイントアップして101.6%、強制性交が8.4ポイントアップの101.2%と高い。これに殺人は6.9ポイントアップの96.8%と続く。但し7.7ポイントもアップしたものの放火は79.4%と少なかった。
認知件数のランキングは東京の330件、大阪の267件、神奈川の203件、埼玉の150件、千葉の142件の順。
検挙率は和歌山の214.3%をトップに三重の169.2%と続き、東京は101.5%でなんと100%超えが16都県もあった。
いつの世にも悪は蔓延るが、0に抑止するなんて期待していない。それにしても今年に入って抑止は好調のようだ。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【5年前のこの日】
http://policestory.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/post-4188-14.html
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