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2018年4月12日 (木)

2018年4月12日 (木)

警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安(12、13日 単位・レベル)
警察官は
勧善懲悪
【治安うんちく】

2009_1228_222559212F1013698 現職の警察官(19)が先輩の警察官(41)を殺害するという前代未聞の事件が発生してしまった。しかも、拳銃を使ったという。警察官に憧れていた野球少年―動機について「罵倒されたので」と言うが…「正義」のためと言うよりは、「格好良さ」が職業としての選択だったのだろう。拳銃を持つ仕事だけに採用は、人間性を見極めることが最も大事だ。
 現職警察官による殺人事件は無いわけではない。
 平成29年6月には福岡県警の巡査部長(39)が母子3人を殺害した事件をはじめ、同27年9月には埼玉県朝霞市で31歳の巡査部長が無職の男性を殺害。同年1月には大阪市内のマンションで26歳の巡査長が社会福祉士を殺害。古くは昭和33年に新潟県警の22歳の巡査が住民3人を射殺した事件などがある。
 どこに問題があるのか?警察官としての基本がなっていない。警察官以前の問題だ。
 警察庁によると平成29年に全国の警察官が懲戒処分を受けたのは260人。最も多かったのは異性関係の83人。これに窃盗・詐欺・横領が57人、交通事故・違反が40人と続くが、暴行・傷害も12人いる。
 処分者数が最も多かったのは東京の21人。続いて大阪の19人などだが、今回事件のあった滋賀は4人と少ないほうだった。なのになぜ?
 警察官とは、一般公務員とは違い仕事に対して最も厳しさが求められている職業だ。警察産みの親である川路利良大警視は、こう説いている。
 「警察官は法の番人であるから、一挙手一投足が国民の手本でなければならない」
 さらに川路大警視は、警察は巨大組織であり、その中で仕事をする厳しさが求められていると言うのだ。
 昨年か一昨年にテレビで見たのだが、競艇の選手養成学校では、一歩間違えば生死にかかわることから教育は厳しく、ミスでもしようものなら、蹴飛ばして川に突き落とされるというしごきを受けていた。女性も同じで、突き落とされても、己の恥と思い歯を食いしばって指導に着いていく忍耐力、精神力に感動した。
 教育の内容こそ違うが、警察官であるなら、「法を守る」お手本としての教育の厳しさが絶対に必要だ。もちろん、その前に警察官になる動機がしっかりしている者を採用せよ。「警察官にでもなるか」の「…でも」「…しか」はいらない。
 首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
 【5年前のこの日】

F1010227
http://policestory.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/post-4188-11.html

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