»麻原彰晃死刑囚らの死刑検討本格化、上祐氏「当然だ」(30日)TBS
かつてオウム真理教のスポークスマンを務めた上祐史浩氏が29日夜、ラジオの公開収録に姿を見せました。麻原彰晃死刑囚らの死刑執行の検討が本格化しているとの見方が出る中、上祐氏は一体何を語ったのでしょうか。
29日、都内で行われたラジオの公開収録。オウム真理教の死刑囚の移送を受け執行の検討が本格化しているとの見方が出るなか、元幹部の上祐史浩氏が初めて公の場でその思いを語りました。
「(移送は)死刑執行の準備ではないかという見方が専らある。当時の教団の重要な責任を有する者として、被害者遺族に深くおわびしたい」」(ひかりの輪 上祐史浩代表役員)
オウム真理教の後継団体から分派した「ひかりの輪」で代表役員を務める上祐氏。かつての教祖だった麻原彰晃、本名・松本智津夫死刑囚の執行は「当然だ」と語ります。
「オウム真理教の教義上、麻原(死刑囚)しか殺人を指示できる権能のある者はいないので、オウムテロの理論的な根絶のためには、麻原(死刑囚)の死刑を以て足りる」(ひかりの輪 上祐史浩代表役員)
かつての仲間だった松本死刑囚以外の12人の死刑囚の執行について尋ねると・・・
「さまざまな複雑な思いがありまして、この30年間のことですから。(Q.複雑というのは具体的に言うと)言葉になることではなくて、ひとつ間違えば自分が同じように死刑になっていたということにつきます」(ひかりの輪 上祐史浩代表役員)
「ひかりの輪」については、東京地裁が去年9月、観察処分を取り消す判決を言い渡し、国が控訴していますが公安調査庁は、「表面上“麻原隠し”をしているだけ」とみて監視を続けています。
一方、オウム真理教の後継団体「アレフ」は、依然、松本死刑囚の教えを絶対的なものとして、修行を続けているとみられています。
「アレフ」が信者向けに作った映像には、信者の「教本」の横に置かれている松本死刑囚の写真がうつっています。ヘッドギアをつけている信者もいます。
午前3時に間もなくなろうとしていますが、アレフの施設、まだ電気がついています。都内にあるアレフの施設。松本死刑囚が生まれたとされる3月2日の午前3時ごろ、未明にもかかわらず煌々と明かりが灯っていました。公安調査庁は松本死刑囚の「聖誕祭」と称して、夜通し特別な修行をおこなっていたとみています。
続く
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3330357.html
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