警視庁体感治安レベル2
首都東京体感治安(8、9日 単位レベル)
生易しいものではない
【治安うんちく】
今月1日、「会社のカネを使って為替に手を出した」「ばれたら会社をクビになるかもしれない」と次男を名乗る男からの電話。埼玉県さいたま市の74歳の女性がこれを信じて次男の上司の知人を名乗る男に現金500万円を手渡してしまった。こうした横領事件示談金名目の詐欺が今年に入り増えている。
振り込め詐欺が全盛期に入ったことろから口述は年月が過ぎるごとに変化する。だから「劇場型犯罪」と言われている。
その口述の編纂を警察庁の統計から拾ってみた。(その年の1位の数字)
【平成16年】
交通事故示談金名目=8832件
【平成17年】
公共交通機関での痴漢示談金名目=1512件
【平成18年】
会社でのトラブル・横領等の示談金名目=2885件
【平成25年】
妊娠中絶費用等名目=664件
【今年1月現在】
横領事件示談金名目=31件
問題は登場人物。痴漢示談金では、夫が会社出勤直後に電話をかけ、妻に夫役の男が泣きながら「助けてくれ」。そして警察官約の男に変わる。警察官役は事件の経緯を説明。その間、近くでは泣き役の男が泣きわめく。次ぎに警察官役は「相手の弁護士がいます。示談金と言っているので…」。続いて弁護士役の男が「示談で済ます」として、精神的な慰謝料を含めて数十万を騙しとる。妻は夫の声を聞けば分かるはずだが泣いているので分からないような演技をする。
上記の口述に街頭しない「その他の口述」は平成17年が1115件だったが29年には8475件になるなど、いかに多様化、複雑化しているかが分かる。
これをお年寄りに理解させるためには、相当の説得力が必要だ。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【告知】
NHKBSで13日放送 「連続企業爆破事件」 刑事・記者・被害者の物語 「アナザーストーリーズ 運命の分岐点」
物語 「アナザーストーリーズ 運命の分岐点」
スクープした産経新聞記者は
事件の始まりは49年8月30日、東京都千代田区の三菱重工ビル爆破だった……
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