【衝撃事件の核心】1億円ビットコイン強盗未遂 おもちゃの札束示した少年らの“お粗末”犯行の一部始終(12日)産経
投機熱が高まっているビットコイン(BTC)をめぐり、1億円分の強奪未遂事件が起きた。昨年11月、東京都内で少年4人が仮想通貨取引関連会社の男性社長(27)を取り囲み、「早くコイン送れ!」などと脅迫する異様な事件が発生。この事件で警視庁は今年3月までに、BTCを指定したアドレスに送金させて奪おうとしたとして、清掃会社社長の男や少年ら計6人を強盗未遂容疑で逮捕した。巨額のBTCを奪い取ろうと画策した男らの犯行だったが、その手口はあまりにも“お粗末”と呼べるものだった。
風呂場の扉開けたら…
犯行現場となったのは東京都港区のホテルの一室。昨年11月、被害に遭った男性社長は、BTC取引の仲介役の男性と運転手の男性とともにホテルを訪れた。男性社長は、運転手の男性をロビーに待機させた上で、仲介役の男性とともに2人で部屋へと向かった。
まず、仲介役の男性が部屋に入る。相手方は「1人で部屋に行く」と約束していた。実際に部屋にいたのは若い男1人だけだった。しかし、高額の現金取引だったため、男性らは用心深くなっていた。「念のため室内を確認する」と男に伝え、バスルームの扉を開けると、そこには少年2人が隠れていた。
異常を察知した男性はとっさに部屋を飛び出した。実際はこのとき、クローゼットにさらに別の少年1人も隠れていたという。
仲介役の男性は難を逃れたものの、今度は廊下で待っていた男性社長が室内に引きずりこまれた。少年らは男性社長を蹴りつけ、手足を押さえ込んでナイフを示しながら「コイン送れ!」「早くコイン送れ!」と脅したという。
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