警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(31、1日 単位・レベル)
重要犯罪は東高西低?
【治安うんちく】 治安情勢を観察する際の指標となる重要犯罪。殺人や強盗、放火、強制性交、略取誘拐などだ。数字治安もそうだが体感的にも悪化を感じる。その重要犯罪の認知件数は減少傾向にあるのに対して検挙率がアップしており、今年も治安再生は順調のようだ。
警察庁によると今年2月現在の重要犯罪認知件数は1454件で前年に比べて17件の減少。ランキングは東京の224件、大阪の169件、神奈川の129件、埼玉の99件、千葉の91件など首都圏で多くなっている。
少なかったのは佐賀の3件、和歌山の4件、山口、鳥取、石川、山梨、秋田の5件と続いた。
これに対して検挙率は87.8%で前年より3.1ポイントのアップ。
最も高かったのは和歌山、石川が200%で、これに三重の144.4%、静岡の143.2%、青森の133.3%と続き、なんと100%超えが16府県あった。
低かったのは佐賀の33.3%、鹿児島の50.0%、広島の54.1%、長野の55.6%、神奈川の62.8%など。
認知件数が最多の東京の検挙率は95.5%で、前年に比べて1.6ポイントアップしたのに対して、2番目の大阪は72.2%で同5.9ポイントダウンしている。
それでも検挙は7割を超えており、実力をかいま見ることができる。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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