警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(29、30日 単位・レベル)
言葉が被害を救った
【治安うんちく】 外国人の真似をして片言の日本語で強盗を働くなどは聞いたことがあるが、なんと日本人の強盗犯が押し入った店の店員はベトナム人で言葉が通じなかったことから、犯人逮捕に繋がったという珍しい事件があった。
大阪市のコンビニ店にハサミを持った男が押し入り、カウンターにいた男性店員に「はよ金出せ」と脅したが、店員は来日間もないことから言葉が通じなかった。隣りにいた女性店員が110番通報して御用となった。
一方で、群馬県明和町の自宅で55歳の男性がテレビを見ていたら、突然押し入った2人組の男にスタンガンを押し当てられるなどして現金数万円やキャッシュカード複数枚が奪われる強盗事件が発生した。
さらに28日には、埼玉県加須市のコンビニ店に刃物を持った男が押し入り、現金約10万円を奪って逃げる強盗事件があった。
強盗は強盗でもこれらは侵入強盗。最も被害が多いのは大阪や埼玉県のような商店。群馬県のような一戸建て住宅は集合住宅より多いという。
警察庁によると今年2月現在の侵入強盗の認知件数は101件で前年より2件の減少。認知件数のランキングは大阪の17件、東京、神奈川の各9件、埼玉の8件、愛知の7件など。
検挙率は強盗全体の85.5%より少ないが83.2%もある。兵庫のように400%もあれば山形や鹿児島、岐阜、沖縄など認知件数こそ少ないが検挙は0件の所もある。まだ2カ月でもあり、今後、余罪を出して兵庫のような検挙率にすればよいだけだ。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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