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2018年3月14日 (水)

2018年3月14日 (水)

警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安(14、15日 単位・レベル)
あの仕立屋銀地は…
【治安うんちく】

2009_1228_222559212_3F1013539_3 通称「箱のマスク男」逮捕 東急田園都市線電車内ですり容疑(24日)産経
 先月、産経のウエブニュースでこんな見出しを見ていて昭和の時代を思いだした。マスクの男は41歳。電車内のすり犯は古くから「箱師」と呼ばれており、昭和のカメラマン時代に1度だけ「箱師」(この犯人ではない)を追う同行取材をしたことがあった。若かったなぁ~
 さらに当時、「デパ地下の○○」という犯人がいたことを思いだしたのが2年前。83歳のすりの女が逮捕された時だ。女は24回目の逮捕ですり犯歴65年以上で「デパ地下のさと婆」と呼ばれていたという。そう言えばこれは警視庁捜査3課担当時に聞いたことがあった。
 すり犯と言えば江戸時代からのすりの親分「仕立屋銀地」。江戸は本所に豪邸を建てて子分は数百人はいたという。こうして、歴史を辿りながらすり犯の原稿を書くのがたのしかった。そのすりが今年に入り増えている。
 警察庁によると今年1月現在の認知件数は294件で昨年より14件の増加。検挙率は25.2%で同6.6ポイントのアップ。
 認知件数のランキングは東京が137件で断トツ。これに大阪の64件、千葉の16件、福岡の15件、神奈川、兵庫の10件と続く。
 検挙率が高かったのは愛媛の300%。これに愛知の133.3%、三重の100%、佐賀の80%、埼玉の77.8%など。
 京都、茨城、新潟などは発生があって検挙は0件だった。低かったのは認知件数が3番目の千葉の6.3%。続いて大阪が9.4%で、最も認知件数が多かった東京は10.2%。これに福岡の80%、兵庫と神奈川の60%と続いた。
 やはり、箱のマスク男のように、すり犯は混雑する電車の多い都市部に集中しているようだ。
 首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。

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