警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(1、2日 単位・レベル)
重要犯罪の検挙がアップ
【治安うんちく】
治安情勢を観察する際の指標となり、体感的に治安の悪化を感じさせる重要犯罪。認知件数が減少し検挙率がアップするという理想的な状態にあるのだが…。
警察庁によると今年1月の重要犯罪の認知件数は742件で前年より5件の減少。1月の認知件数としては平成26年の959件から連続で減少している。検挙率は83.3%で前年より0.8ポイントアップした。
最も増えたのは強制性交等が13件増えて85件。次いで略取誘拐・人身売買が12件増えて19件、殺人が10件増えて88件。
一方、減少したのは強制わいせつが23件も減らしたものの認知件数は多く303件もあった。そのほか放火が−14件、強盗が−3件の順。
認知件数のランキングは東京の122件、大阪の105件、千葉の50件、愛知の49件、福岡の47件と続いた。
検挙率のランキングが高かったのは静岡の153.8%をトップに、岐阜の150%、京都の129.4%、和歌山、栃木が各125.0%だった。
低かったのは福井、宮崎、高知、福井の33.3%、大阪の42.9%など。
検挙率トップの静岡が前年より81.1ポイントも増えたのに対して、岩手は発生が4件と少ないものの検挙は0件だった。
犯罪の抑止が警察の最大の仕事だが、発生してしまった場合に大事なのは「声無きに聴き、形無きに見る」が、川路大警視の教えです。頑張ってください。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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