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2018年2月10日 (土)

警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安(10、11日 単位・レベル) 
オレオレ詐欺の猛威衰えず
【治安うんちく】

 

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 振り込め詐欺の認知件数に加えて被害額も年々増加していることが警察庁の統計で分かった。中でもオレオレ詐欺は最悪だ。
 同庁によると平成29年の振り込め詐欺認知件数は1万7915件で、平成20年の2万0481件に次いで過去10年で2番目だが、21年から連続で増加している。
 さらに被害額は373億6500万円で前年より2億3800万円少ないが、額もさることながら、如何にしてひとりでも被害者を少なくするかが課題だ。
 オレオレ詐欺になると認知件数は8475件で前年より2722件増加。さらに被害額は203億3500万円で同36億2000万円も増え、過去10年で最悪の被害額となってしまった。
 なんで防げないのか?
 警察は高齢者に対する金融機関との声かけを実施したり、ATM対策、さらには電話番号通知のサービスにより使われた電話に対する制限も行っているようだ。
 しかし、暴力団などの組織犯罪と見ているようだが、〝発祥の地〟と見られている中国人などが絡んだ少人数による犯行もかなりあるのではないかと思えてならない。
 いずれにせよ、振り込め詐欺は対策として口座の凍結から始まり、凍結で口座が少なくなると犯人達は「振り込め」から「手渡し」に変わった。そこで今度は待ち受けによる検挙となると、最近は電子マネー型とか収納代行利用型になっているという。
 「電子マネー型」とか「収納代行利用型」?こんな事、お年寄りに説明しても分かるわけないでしょう。
 犯行の手口が益々複雑になるのだから、せめて対処策としては簡素化しないと…
 何よりも犯行の手段を断つことだ。犯人は必ず利用するのが電話。電話通知サービスなどしているようだが、一度でもアポ電に利用した電話の通話を遮断することだ。さらに組織犯罪には徹底した通信傍受などによる対処も必要だろう。ただ、通信傍受があるために、所轄警察が勝手に通信遮断できないなどの問題もある。
 最も、諸悪の根元は、銀行預金しようとしても金利が安いためお年寄り達はタンス預金に走ってしまうことだ。行き着くところは行政なのである。
 首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。

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