警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(24、25日 単位・レベル)
首都東京の治安③
【治安うんちく】
暴力を持って他人に傷害を与えるなどの粗暴犯。体感的には恐怖感はないように見えるが街頭での犯罪が多く、続発すると住民には大きな不安を与える。
警視庁によると管内の平成29年の粗暴犯認知件数ランキングは23区では新宿区の659件、港区の527件、渋谷区の464件と歓楽街が多い。
市部では八王子市の248件、町田市の202件、府中市の85件と続いたが、最も少なかったのは国立市の14件だった。
罪種別でみると暴行は新宿区の387件、港区の287件と続くが、官庁街とも言われる千代田区が285件で3位にランクされている。全国と比較すると東北地方の秋田は93件で新宿の4分の1。仙台という東北最大の都市のある宮城県は371件でやはり少なかった。
市部では八王子市の120件、町田市の96件で、これに人口の多さでは26市中の16番目と少ない昭島市が50件と3位だった。
傷害では23区が新宿区の223件、赤坂や六本木のある港区の185件、渋谷区の167件の順。市部では八王子市の97件、町田市の75件、立川市の33件など。
脅迫は23区が港区と足立区の35件を頭に江戸川区の33件と続いた。市部では町田市の26件、八王子市の18件に東村山市の8件が続く。
恐喝では23区が新宿区の24件、渋谷区21件、港区20件の順。市部では八王子市の13件、立川市、町田市、日野市の各5件など。全く発生が無かったのは市部では武蔵野市、小金井市、国立市、狛江市など8市。
一方、凶器準備集合は杉並区の1件だけ。昭和の時代、あの60年安保、70年安保の時代は多かったことを覚えているが、もうそんな時代ではないのだろうか…
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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