警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(19、20日 単位・レベル)
今年、殺人が増える
【治安うんちく】
統計のある昭和を含めて刑法犯認知件数が最も低かった昨年より、今年はさらに減少傾向にあることが警察庁の統計で分かった。
同庁によると今年1月現在の刑法犯認知件数は6万2485件で前年に比べて7297件の減少。勿論、認知件数は過去5年間で最も少なかった。
内訳は最も多いのが窃盗で4万5120件。それでも前年に比べて4877件減らしている。次に多いのは粗暴犯の4262件で同-223件、知能犯の3097件で同-386件、風俗犯の523件で同-54件。問題は凶悪犯で認知件数が420件で6件の増だが、殺人は88件で同10件も増えている。
ランキングは東京の8729件、大阪の8156件、埼玉の4487件、愛知の4349件、千葉の3678件と相変わらずの顔ぶれ。
全体で7千余件も減らした中でも最も減らしたのは愛知の1024件。続いて東京の-968件、神奈川の-901件、千葉の-442件、大阪の-415件と続いた。
一方、増加したのは群馬の+73件、島根の+35件、富山の+18件、高知の+17件、鳥取の+15件の順。
全体的にみるとこれまで認知件数の少なかった鳥取や富山などで犯罪抑止力がちょっと落ちているようだが、どこに原因があるのかを今後、検証していきたい。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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