警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(18、19日 単位・レベル)
犯罪収益移転防止法違反が増加
【治安うんちく】
なんと振り込め詐欺の被害に、今、問題になっているビットコインが使われてしまった。函館市の40代の女性に「仮想通貨の自動売買システムの購入権利に当選した」のメールが届き、犯人に指示されるまま当時のレートで約250万円分を購入して送金してしまった。
その仮想通貨の取引に使う口座を転売したとしてベトナム国籍の男女4人が犯罪収益移転防止法違反(仮想通貨口座の有償譲り渡し)の疑いで警視庁に逮捕された。同庁はさらに、中国人グループが関与しているものと見て捜査しているという。
この犯罪収益移転防止法の検挙事犯が増加している。
警察庁によると昨年(平成29年)の特別法犯の検挙件数は7万2860件で前年より272件の減少。ところがこの中で犯罪収益移転防止法犯は2581件で同603件の増加となった。
外国人が絡む事犯が多くなっているが、外国人の入管法違反事犯は特別法犯の中で最も増加した事犯。検挙件数は4411件で同698件の増。今年に入っても検挙が続いており、企業内転勤を装い在留資格を得たとして出入国管理法違反容疑で男女7人が逮捕されている。
さらに増加したのは大麻取締法犯で検挙件数は3907件で同529件の増。その変わりに覚醒剤取締法犯の検挙は1万4065件で件数は多いが前年より880件の減少と薬物事犯は覚醒剤に変わり大麻事犯が多くなっている。
その他、前年に比べて減ったのは軽犯罪法が8972件で同−817件、迷惑防止条例違反は9093件で同−356件だった。
日本に不法に入り込む外国人の組織による犯罪や薬物事犯、ネット利用の犯罪などなんか時代の変化を感じる。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
【事件】18日午前、大阪市都島区の路上で、男性巡査長から職務質問を受けた男(25)がサバイバルナイフを取り出したため、巡査長が制圧のため拳銃を1回発砲。男の右太ももに命中し軽傷を負ったが男は公務執行妨害で現行犯逮捕された。
良くやりました。拳銃はどんどん使って下さい。そのために国家公安委員会規則を改正したのですから…
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