警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(9、10日 単位・レベル)
理想の治安情勢とは
【治安うんちく】
なんの恨みもないのに一方的で勝手な理由で行き当たりばったりに襲われるほど怖いものはない。典型的なのが街頭犯罪だ。これが意外に多い。
警察庁によると昨年(29年)の認知件数は31万6695件もある。それでも前年より4万4314件も少なかった。
認知件数のランキングは大阪の4万9118件、東京の4万8682件、埼玉の2万6255件など。
これに対して少なかったのは秋田の444件、島根の616件、福井の745件などと続いた。
認知件数が多いワースト1位は東京で、暴行が2865件もあり、2位の神奈川の1136件の2倍にもなっている。ちなみに大阪は1006件で4位だった。
傷害もやはり東京が1位で2664件。2位が大阪の1291件、神奈川が681件と続くなど3都府県が上位を占めている。
恐喝は全体的に少なく東京の121件、大阪の82件、愛知の68件と続く。ところが強制わいせつとなるとワースト1位は大阪で497件、東京が376件に294件の埼玉と続いた。
では少ない県の数字をみると暴行は島根が20件、秋田が38件、福井が57件など。傷害は秋田が23件、福井が30件、島根が129件と続いた。
恐喝は極端に少なく島根が1件、秋田が2件、福井が7件など。強制わいせつが秋田が4件、福井が5件、島根が10件の順。
犯罪は無いのがベターだが、こうした秋田や島根、福井などはまさに理想の治安情勢と言っても過言ではないだろう。人間性なのだろうか…それとも社会環境?
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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