警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(7、8日 単位・レベル)
こんな犯人は打ち首獄門だ
【治安うんちく】
丹精込めてようやく収穫期を迎えたというのに盗難に遭った。愛知県豊橋市で1月中旬から、白菜の盗難事件が相次ぎ、中には4回にわたり500個の白菜が盗まれたという。
これも許せない話しだが、葬儀という人の不幸を逆手に民家に侵入して現金を盗んだ男が警視庁に逮捕された。住所不定、無職の40歳の男で、台東区内にある町内会の掲示板に書かれていた告別式で不在の民家を選び、侵入して現金350万円や指輪などを盗んだもの。告別式という留守宅を狙いうちにした卑劣な犯罪で、都内では同様の被害が昨年5月から15件も相次ぎ、被害額は1000万円にのぼっており余罪を追及している。
東京の事犯は重要窃盗犯のうちの侵入盗だが、そのなかでも出店荒らしや事務所荒らしなどと違い住宅対象の侵入盗。全侵入盗の約半数を占める。
警察庁によると昨年(29年)の侵入盗認知件数は7万3124件で前年より3353件の減少。このうち、住宅対象の侵入盗は約半数の3万7027件で、こちらは同2222件の減。
全侵入盗の認知件数ランキングは愛知の6850件、千葉の5565件、東京の5237件、大阪の5009件、神奈川の4454件と続く。
住宅対象となると愛知の3676件、千葉の3012件、東京の2681件、福岡の2446件、大阪の2227件など。
全侵入盗の検挙率は全国平均が56.7%。ランキングは秋田の140.4%、長崎の132.8%、山形の126.1%、滋賀の118.5%、和歌山の102.6%など。
これに対して低かったのは山梨の29.7%、大阪の33.4%、茨城の34.8%、千葉の38.0%、静岡の39.0%と続いた。
一方、住宅への侵入盗で検挙率が最も高かったのは長崎の150.0%をはじめ和歌山、山形、滋賀など100%台があり警視庁は105.2%で第5位だった。
葬儀日を狙った不届き者がいるとすれば、町内会などの告知板にもうっかり書けませんね。こんな卑怯者は、長谷川平蔵なら「市中引回しのうえ打ち首獄門」でしょうな。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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