警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(5、6日 単位・レベル)
交通社会にも高齢者の波
【治安うんちく】
我が国が高齢化社会を迎えたという実感が伝わってくるニュースだ。下は昨年12月から高齢者が絡む事故の各報道の見出しだ。
★86歳男が運転の車と衝突、自転車の89歳男性が重体(5日)TBS
★首都高で3台絡む事故、70代女性死亡(3日)TBS
★“前見ず”運転…東名高速で追突 82歳女性が死亡(2日)テレビ朝日
★年の瀬に高齢女性の交通死亡事故相次ぐ 群馬・茨城(30日)テレビ朝日
★北海道のスーパーに車突っ込む 69歳男性「踏み間違えた」(24日)産経
★「踏みすぎた」92歳運転の車が量販店に突っこむ(6日)テレビ朝日
これらはほんの一部だ。
警察庁によると昨年(平成29年)の全国の年間交通事故の死者数は3694人で統計のある昭和23年以降で最も少なかった。人口10万人当たりでは2.91人でやはり最少。ちなみに昭和45年が16.33人もあった。第一次交通戦争と言われた時である。
問題は全体の死者数は減っているものの全死者数の中で65歳以上の高齢者は昨年は2020人で前年より118人少なかったが死者数の占める割合は54.7%で半数以上になっている。
年間推移をみると高齢者の交通死者数も減っている。しかし、全体の中では大きなウエイトを占めており、時として他人を巻き込む事故も散見されることから、やはり高齢者の運転対策は必要のようだ。
「高齢者の足となっており生活がかかっている」と言われるが、事故は自損事故だけではない。巻き込み事故もある。「人の命がかかっている」と比べてどちらが大事かをみんなで考えよう。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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