警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(30、31日 単位・レベル)
頑張れタック
【治安うんちく】
柱の中に隠された拳銃を警察犬が発見した。警視庁が違法薬物事件の捜査で暴力団組長の事務所に打ち込みに入り、同行したハイブリッド犬が組長の机の後にある柱で吠えたことから、調べるとその柱は空洞になっており、中から拳銃を発見したもの。
警察犬―思いだすのが昭和60年12月30日の夜。東京は蒲田のコンビニで万引をしたところをアルバイト店員の慶応大学生が発見。追いかけて捕まえようとしたら持っていた刃物で刺され大学生は死亡した。
この事件、発生と同時に取材に入り、夜中の2時か3時ごろ1頭の警察犬を連れた鑑識班とばったり。警察犬は蒲田の商店街の裏通りを臭いを嗅ぎながら鑑識班員を引っ張っていた。良くみると血痕があったので一定の距離を置いて付いて行った。
公園の裏にある2階建てアパートの階段にたどり着いた。小生は公園の植え込みに隠れて様子を見ていたら、鑑識班のひとりが「血痕がある」と騒いだ。東の空がうっすらと明るかったので午前6時前後と記憶している。
「これで犯人は分かった」と喜んだが年末で夕刊は無い。どうしても元日付けの紙面になる。「正月から特ダネとは…」と喜び、昼職は焼き肉で暴食。ところが、31日の夜、7時ごろになって発表されてしまった。それ以来、小生は現場の警察犬を大事な取材対象としたのだった。
昭和の時代、56年には全国に4096頭の警察犬が活躍していたが、年々増加して平成26年には9329頭になっている。
刑事なみに大事な〝捜査員〟となってしまっただけに、憧れる犬の飼い主もいる。
平成28年に殺処分になるはずだった山口県岩国市の秋田犬とシェパードの雑種が嘱託警察犬を目標に奮闘しているという。その名は「タック」。昨年11月に初試験に挑んだが不合格だった。それでも諦めず今後も試験合格に向けて訓練を続けているという。
頑張れ!タック。応援してあげたい。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
« 警視庁管内体感治安レベル2 | トップページ | 警視庁管内体感治安レベル2 »
「 警視庁管内 体感治安度数」カテゴリの記事
- 😢警視庁管内体感治安レベル2(2024.12.13)
- 😢警視庁管内体感治安レベル2(2024.12.12)
- 😢警視庁管内体感治安レベル2(2024.12.11)
- 😢警視庁管内体感治安レベル2(2024.12.10)
- 👌警視庁管内体感治安レベル2(2024.12.09)
コメント