警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(28、29日 単位・レベル)
殺人事件が増加
【治安うんちく】
神奈川県座間市のアパートで9人の切断遺体が見つかった事件で、21歳の男が警視庁に殺人などで逮捕されたが、今年に入っても80歳の男が83歳の近くに住む男性を刺し殺したとして千葉県警に逮捕されるなど、相も変わらず殺人事件が起きている。その殺人事件は認知件数こそ減っているが、なんと昨年の検挙率は100%を超えた。
警察庁によると昨年(平成29年)の殺人の認知件数は920県で前年より25件増加した。しかし検挙率は101.1%だった。
認知件数のランキングは大阪の106件、東京の99件、愛知と兵庫が58件、千葉が57件と続いた。増えたのは東京の+18件、兵庫の+15件などだが、減らしたのは埼玉と福岡がそれぞれ-18件だった。
検挙率は長崎の200%を筆頭に京都の118.2%、愛知の112.1%、三重の111.1%など100%超えが35都府県に及んだ。
それにしても80歳の男が殺人で逮捕されたかと思うと、殺人まではいかないが、今年に入り、鹿児島市では市内の女子高校生(16)が15歳の男の中学生に刺される殺人未遂事件があったほか静岡県島田市では中学1年の12歳の弟を包丁で刺したとして、殺人未遂容疑で中学3年の兄が逮捕されるなど、人の命の大切さばかりでなく「殺人」という犯罪を平気で起こそうとする子供たちを救ってやるのが大人の仕事だ。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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