警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(19、20日 単位・レベル)
たかが住居侵入だが…
【治安うんちく】
事もあろうに兵庫県加古川市で82歳の無職男性宅に高校生の男が踏み台になり、もう1人の高校生が民家のトイレから侵入するという事件があった。2人は同居する28歳の男性とトイレで鉢合わせになり110番されて、兵庫県警に住居侵入容疑で逮捕された。呆れてしまうばかりだ。
住居侵入―刑法130条で3年以下の懲役又は10万円以下の罰金だが、捕まると60%が懲役刑となる。量刑は1年から2年未満が55.7%、6カ月未満が40%もある。年々減少はしているものの、以前として高水準で推移している。
警察庁によると平成29年の認知件数は1万4917件で前年と比べると1065件減っている。検挙率は46.4%で同0.2ポイントのマイナス。
認知件数のランキングは大阪の1333件、千葉の1244件、神奈川の1112件、愛知の1070件、東京の944件など。
検挙率は長崎の85.7%トップに秋田の85.1%、福井の73.5%、大分の71.7%、京都の70.5%と続いた。
低かったのは茨城の24.2%、岐阜の26.3%、栃木の27.6%、千葉の29.0%、高知の32.6%の順。
平成15年には4万0348件、同19年には2万7383件と減り、同28年には1万5982件と年々減少している。
あの60年安保、70年安保当時は過激派がチラシ配りなどでマンションの敷地内に入ると即、同容疑で逮捕できる便利な条項だった…
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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