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2018年1月13日 (土)

2018年1月13日 (土)

警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安(13、14日 単位・レベル) 
遭難の救助費用の一部負担
【治安うんちく】

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 埼玉県は、県防災ヘリで救助した登山者から手数料を徴収する条例を施行した。手数料は5分間の飛行で5000円。報道によると救助にかかった時間が約1時間なら6万円程度となるという。
 有料化は雲取山(秩父市など)の山頂から半径3キロ以内、ロッククライミングが盛んな日和田山(日高市)の男岩から同100メートル以内−など6か所。
 捜索でヘリコプターが出動すれば1時間程度で50万円ちかくの費用がかかるが、自治体の負担となっている。
 1時間で約50万円だから、単純計算で10時間になると500万円だから自治体だけでの負担は大きすぎるとして多くの自治体の悩みだった。そこで埼玉県が一部有料化にしたのは全国で初めてだ。
 警察庁によると昨年12月29日から今年1月3日までの全国での山岳遭難発生件数は29件で、昨年同期より20件少なかった。しかし、過去5年間では2番目に多い。遭難者数は44人でうち2人が死亡した。無事救助されたのは30人だった。救出人数は前年より11人多かった。
 警察は山岳救助隊員中心に190人投入、ヘリコプターは6回出動した。遭難は各方面に迷惑だ。場合によっては高額負担になる。
 自分の命を失うばかりか、多くの人に迷惑になるのだから、それだけ自分の行動に責任を持ってほしい。埼玉の例は無謀な登山の抑止効果になるだろう。
 首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。

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