警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(20、21日 単位・レベル)
犯罪社会でも高齢化
【治安うんちく】
79歳の男が54歳の女性にストーカー行為をしていたとして愛知県警に逮捕された。なんと以前交際していた女性の携帯電話に「うそをつかんと電話をくれ」「ボーナス貰ったら何か奢(おご)れ」などと書いたメール何通も送った疑い。この男、実は前科があり、今年2月には警察からストーカー行為で警告を受け、さらに3月には同法違反容疑で逮捕されている。
群馬県の70歳の男は10月30日から今月2日にかけて、44歳の飲食店店員の携帯電話に61回にわたって電話をかけるストーカー行為をしたとし群馬県警に逮捕されている。
高齢化社会を迎えで犯罪の社会もやはり高齢化しているようだ。
警察庁によると平成28年に刑法犯で検挙された人数は32万6113人。年齢別にみると60~64歳は1万7184人、65~69歳が1万8707人、70歳以上が3万4510人となっている。60歳以上の検挙者数は全検挙者数の21.5%をしめた。
しかも70歳以上が60歳代を遙かに多くなっており、全検挙者数の10.5%を占めた。
参考のため平成19年は検挙者総数が59万0351人で、うち60~64歳が2万7461人、65~69歳が2万2022人、70歳以上が3万2821人で、これを比率でみると60歳以上は全体の13.9%だったことから10年後の28年には10ポイント近くも上がっている。
ちなみに70歳以上でみると平成19年は5.6%だったが28年には10.5%のアップしており、犯罪社会でも高齢化時代を裏付けている。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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