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2017年12月19日 (火)

2017年12月19日 (火)

警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安(19、20日 単位・レベル) 
賊名
【治安うんちく】

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 泥棒を専門に追う刑事たちは泥棒を賊名にしている。あれは昭和60年代だった。銀座のビルの2階など上階の窓など高所から侵入する泥棒には、空を飛ぶムササビをもじって「怪盗ムササビ」などと呼び、次から次に侵入盗を繰り返す怪盗には、アメリカの怪盗を主人公にした映画「ピンクの豹」から引用した「ピンクパンサー」の賊名の泥棒がいた。そして、それはどっこい平成の時代でも生きていた。
 茨城県警が逮捕して現在、公判中の49歳の男は「暗闇のピンクパンサー」と呼ばれており、茨城や栃木、千葉、埼玉の関東4県で2カ月弱の間に49件の窃盗事件に関与していた。夜の闇に紛れて手際よく犯行を繰り返すことから同県警がそう呼称していたもので被害総額は342万円とも言われている。
 こうした侵入盗や自動車盗、ひったくりやすりなどは治安情勢を観察する際の指針となることから重要窃盗犯に位置づけられている。
 警察庁によると今年11月までの重要窃盗犯の認知件数は8万2158件で前年より5443件の減。ランキングは大阪の7088件、東京の6672件、愛知の7658件、千葉の6510件、神奈川の5203など。
 検挙率は57.4%で前年より0.7ポイントアップした。ランキングでは長崎の131.0%、山形の130.1%、滋賀の117.4%と続く。低かったのは大阪の32.0%、福島の32.5%、山梨の33.2%など。
 罪種別で最も多いのは侵入盗で6万6951件。前年に比べて3303件の減。続いては自動車の9389件で同1452件の減。ひったくりが2633件で同528件の減。すりが3185件で同160件だった。
 いつの世にも泥棒はいるが、常習者の中には動機に物語りがあって泣かせたり、笑わせたり怒ることもあり原稿を書くのが楽しみだった。
 首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。   

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