警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(17、18日 単位・レベル)
ベトナム人犯罪増加傾向
【治安うんちく】
留学のため日本に来ているベトナム人の犯罪を防ごうとベトナムの日本大使館が立ち上がった。
日本にいる同国人は6月現在6万9000人いると見られており、日本留学を希望する高校生を対象に説明会を開いた。大使館では留学生が授業料や寮の家賃などを前払いするため100万円を超える多額の借金をして返済に困り、犯罪に手を染める留学生が増えているのではと分析し今回の説明会となったようだ=NHK
警察庁によると今年11月現在重要犯罪及び重要窃盗犯の外国人検挙者数は493人で前年より32人も増加している。最も増加したのは重要窃盗犯で42人も増え260人になった。
国別で検挙者の総数が多いのは依然として中国人で117人。続いて2位がベトナム人の83人と続いた。中でも重要窃盗犯の中国人検挙者数は60人で前年より9人の増。ところがベトナム人は51人で2位だがなんと前年より21人も増えている。これにブラジル人の29人と続く。
重要窃盗犯の中でもベトナム人による侵入盗は前年より23人も増えて43人だった。
これらの犯罪は留学生に限らないが、大使館の担当者は「一部の留学あっせん業者や日本語学校が日本に行けば勉強しながら働くことができ、日本語をきちんと学ばなくても給料の高い仕事ができる」などと、甘い言葉で生徒を勧誘しているとみて、今回の説明会になったようだ。(NHK)
かつてピッキング盗が国内で続発した際の中国人犯人たちは「日本は刑罰が軽い」と言う情報が流され、日本へ日本へと侵入しては泥棒を働いた。日本の暴力団を利用して国内の資産家を狙った緊縛強盗も日本の治安の隙間を巧みに突いての犯行だった。
このような犯罪情勢ではベトナムの日本大使館のように、訪日者に対して事前に知識を植え付けることはすばらしいアイデア。他の大使館でも検討されてはいかがか。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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