警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(14、15日 単位・レベル)
暴走族もSNSの時代
【治安うんちく】
福岡市東区の志賀島に向かう海の中道で夜間は各地から暴走族が集まり、連日のように暴走行為を繰り返しているという。バイクの数は30台にも上り、今年10月までの騒音に関する110番は90件に上っている=読売
暴走族―昭和の時代は取材で追いかけたものだったが、このニュースに接して「いまでも存在しているの?」と驚いた。
暴走族にも道路を占拠して低速で蛇行運転などの暴走を繰り返す共同危険型と違法な走行で運転技術を競うドリフト族やローリング族などの違法走行型がある。
あの当時は共同危険型が多く暴走族同士の対立抗争もあり凶悪だった。
警察庁によると平成27年の数字になるが、1年間で検挙された暴走族は1万4652人で前年に比べて90人の減少。
うち道交法違反の検挙者は1万2280人で同264人の減少。刑法犯での検挙者は1898人もいて逆に34人も増えている。
生き残っている団体数は共同危険型は211団体の総人員は5416人。前年に比べて71団体、人員で240人の減少。
違法競走型は1355人で同181人の増加となっている。
団体数は減っているがSNSで参加者を求めて集団化しており、ここにもネット社会の闇があった。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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