警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(13、14日 単位・レベル)
ひったくり検挙率が大幅にアップ
【治安うんちく】
年末をひかえて路上犯罪のひったくりが相次いでいる。一方で余罪の多い検挙もあり前年に比べて検挙率は大幅にアップしている。以下は11月から報道の見出しだ。
★女性狙いひったくり相次ぐ 同一犯による犯行か 埼玉・所沢(12日)産経
★ミニバイクでひったくり容疑、33歳男を逮捕 都内で100件以上関与か(9日)産経
★バイクでひったくり 東京23区内で60件 同一犯か(6日)NHK
★バイク男のひったくり 約10分間で2件発生 埼玉(4日)テレビ朝日
★群馬・太田で連続ひったくり 深夜~未明に2件 同一グループか(23日)産経
★バイクでひったくり、15分に3件 帰宅中の女性被害(19日)テレビ朝日
★自転車でひったくりか 男「奪った金で漫喫に…」(11日)テレビ朝日
★ひったくり容疑 40件関連捜査(9日)NHK
★自転車で男がひったくり 類似手口40件超…同一犯か(6日)テレビ朝日
警察庁によると今年11月現在の認知件数は2633件で前年に比べて528件の減少。これに対して検挙率は66.2%で前年より27.2ポイントもアップした。
ランキングは大阪の589件、東京の321件、神奈川の299件、埼玉の266件、千葉の196件と続く。全体的に減っているのに奈良は53件、山梨は15件も増加していることが気がかりである。
検挙率の高いほうは徳島の225.0%、長野の166.7%、島根の150.0%、愛知の136.0%、福井の133.3%など100%超えが12都県に及んだ。
これに対して低かったのは群馬の20、0%、栃木の25.0%、広島の31.3%、福島と静岡の33.3%の順。長崎のように発生があつて検挙が0件もある。
ひったくりは重要窃盗犯。お年寄りに「防止策を」と言っても無理。防犯カメラを増やすなどできない環境づくりが必要だ。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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