警視庁管内体感治安レベル3
首都東京体感治安(7、8日 単位・レベル)
有価証券偽造が増加
【治安うんちく】
東京都内で偽造クレジットカードで高級ブランド品をだまし取っていたマレーシア人35人が警視庁に逮捕されたり、偽造在留カードを使っていたとして入管難民法違反の疑いでベトナム人の男2人が逮捕されるなど外国人による偽造事件が相次いでいる。
警察庁によると偽造事犯では有価証券偽造が増えているが通貨偽造やカード偽造などは減少している。
今年10月現在の偽造事犯の認知件数は2289件で前年より300件の減。検挙率は77.6%で同2.1ポイントのアップだった。
最も多いのは文書偽造の1321件だが前年より161件の減。検挙率は92、3%で前年比5.3ポイントのアップ。
文書偽造のなかで支払い用カード偽造は490件で前年より60件の減少。検挙率は80.8%と高い。ところが有価証券偽造は前月に引き続き増加傾向にあり68件。前年より22件も増えた。逆に検挙率は前年より7.1ポイント低くなった。
偽造事犯で検挙率が低いのは通貨偽造。認知件数は362件で前年より92件の減少。減ったのはいいが検挙率は22.1%。
ベトナム人の場合は人材派遣会社の採用面接の際に偽造カードを使ったもので、男は偽造カードはインターネツトを通じて購入したと言っている。カード偽造は検挙率が80%と高いがネット社会の捜査は難しく、マレーシア人によるクレジットカード使用事件のように犯罪も国際化している。
国際化と言えば、アメリカの「スーパーノート」と呼ばれる偽札よりもさらに精度を上げた偽造100ドル札が韓国で見つかったという。世界で最初というが果たして日本では…
【事件】7日午後8時半ごろ、東京都江東区富岡2丁目で男性2人と女性2人の計4人が日本刀などで切られ、うち男女3人が死亡する殺人事件が発生した。
首都東京体感治安は「レベル3(イエロー)」とする。
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