警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(2、3日 単位・レベル)
事件は解決しても被害は解決しない
【治安うんちく】
なんと、全国30の都道府県で56人の少女にわいせつな行為を繰り返したとみられる32歳の男が逮捕された。
男は平成26年から今年3月にかけ、LINEなどで知りあった全国の13歳から17歳の少女56人に「会ったら現金を支払う」などと約束。自ら出かけて買春するなどしていたというもの。
ここで言う「わいせつな行為」とは、身体を触る、キスをする、衣服を脱がせるなどを言い、性交が伴う場合は「みだらな行為」となる。となると、この報道では性交は無かったことになるがはたして…。しかし、13歳以下の子供に対するわいせつは強制わいせつに該当する。
警察庁によると今年10月現在のわいせつ認知件数は8155件で前年に比べて413件の減少。検挙率は69.1%だった。
このうち強制わいせつは5024件で同255件の減。検挙率は69.8%だった。
公然わいせつは2344件で同121件の減。検挙率は61.7%と低い。
「わいせつ」には7つの罪があると言われており、性的事由に関する罪には強制性交、強制わいせつ罪、痴漢などがあり、「性的感情に関する罪」とし児童買春・児童ポルノ、のぞき・盗撮などだ。
特に、児童買春は許せない。動物以下の行為だ。いや動物でもしない。罪としては「5年以下の懲役又は300万円以下の罰金」になっているが、事件は解決しても被害は解決しない。人生に与える傷は大きい。厳罰にし、「前科」は公表すべきだ。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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