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2017年11月13日 (月)

警視庁管内体感治安

首都東京体感治安(13、14日 単位・レベル) 
検挙率が急増した警察も
【治安うんちく】

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 全国のひったくりの検挙率がアップしている。1人検挙しても余罪を出せば検挙率は上がる。
 今年9月以降、埼玉県川口市周辺で40件近くのひったくりが続発していたが、犯人の男(23)が逮捕された。逮捕容疑は8日午前に川口市の路上で56歳の女性から4000円などが入ったバッグをひったくった容疑。埼玉県警は同市や隣接する蕨市などで約40件発生しており、関連を調べているという。
 警察庁によると今年9月現在の認知件数は2155件で前年より409件の減少。これに対して検挙率は61.6%で前年より28.6ポイントアップしている。
 最も謙虚なのは愛知県警。検挙率は前年より149.3ポイントアップして154.0%。裏付けるように認知件数は163件で前年より135件と半分ちかく減らしている。
 「逮捕に勝る防犯は無い」とは、この事であろう。逮捕のあった埼玉県警は検挙率が前年を22.8ポイントもアップして49.5%。認知件数は前年を37件減の206件だった。
 しかし、山梨の7.7%や宮崎の10.0%、栃木の12.5%、千葉の16.0%など低いところもあるのは確かだ。さらに宮城は7件、長崎は2件と発生は少ないが検挙件数も0のところもあって全国平均が60%台に止まっている。
 あの平成13年の戦後最低だった19.8%の検挙率を思いだす。発生が年間10万件づつ増加。事件発生処理に追われて余罪の立件に余裕がなく、50件、60件の疑いがあったとしても10件ぐらいで送ってしまうので当然のこだ。
 それにしても、警視庁管内をみると今年8月現在で1件も発生が無いのは23区で千代田区、文京区、品川区。そして多摩地区の武蔵野市や府中市、国分寺市、東久留米市などに島嶼部の八丈島や小笠原村などを加えると全部で29区市町村が発生0件なのである。 
 首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。

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