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2017年11月28日 (火)

「自白に疑義」どう判断 松橋事件再審29日高裁可否決定 新証拠に検察側反論(28日)西日本

熊本県松橋(まつばせ)町(現宇城市)で1985年に男性=当時(59)=が刺殺された「松橋事件」の再審請求即時抗告審で、福岡高裁(山口雅高裁判長)は29日、殺人などの罪で服役した宮田浩喜さん(84)=熊本市=の再審開始の可否について決定を出す。唯一の直接証拠とされた自白の信用性を否定し、再審開始を認めた昨年6月の熊本地裁決定が維持されるか注目される。
 宮田さんは捜査段階で殺害を認めたが、一審の公判途中から否認に転じた。有力な物証がない中、一審・熊本地裁は「自宅から持ち出した小刀で刺し殺した。血液が付かないよう布を巻き付け、犯行後燃やした」という宮田さんの自白の信用性を認めて懲役13年の判決を言い渡し、90年に最高裁で確定した。
 再審請求の過程では、開示された証拠の中から燃やされたはずの「巻き付け布」のシャツ片が見つかり、鑑定の結果、血液の付着は確認されなかった。弁護団は、凶器の小刀の形状と傷痕に一致しない部分があるとする法医学者の鑑定書も提出。地裁決定は小刀が凶器ではない疑いが強まったとし「自白の重要部分に客観的事実との矛盾が存在するとの疑義が生じ、自白全体の信用性が揺らいでいる」と判断した。
 決定を不服として即時抗告した検察側は、巻き付け布について「実際は別物だった可能性がある」と反論。小刀の形状と傷痕の不一致については「姿勢や測定方法によって傷痕の形状が変わる」という文献や意見書などを提出し「誤差の範囲内だ」とした上で、自白の信用性に関して「作為や思い違いで部分的に誤りを交えて供述する傾向にあるが、犯行態様などの供述は具体的かつ詳細で、根幹部分は信用できる」と主張している。
 宮田さんは認知症の症状があり、成年後見人の弁護士が2012年に再審請求。15年9月に再審請求人に加わった長男(61)は今年9月に病死し、弁護団は早期に再審無罪とするよう求めている。
続くdownwardleft
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/376316

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