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2017年11月16日 (木)

警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安(16、17日 単位・レベル) 
検挙率と起訴率
【治安うんちく】

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 重要犯罪の検挙率があがったのに対して重要窃盗犯は下がってしまった。
 警察庁によると今年10月現在の刑法犯検挙率は34.4%で前年より1.6ポイントアップした。
 このうち重要犯罪は76.5%で前年を3.0ポイントあがっている。一方、重要窃盗犯は51.6%で0.6ポイント下がってしまった。
 重要犯罪のうちの殺人の検挙率は最も高く98.4%。次いで略取・誘拐・人身売買が96.4%、強制性交等が85.9%、強盗が81.0%、放火が73.6%の順。
 問題は起訴率。検挙しても起訴されないのが多い。(平成27年の政府統計)
 殺人の起訴人員は357人に対して不起訴は711人(起訴率は33.4%)、略取・誘拐・人身売買は53人に対して133人(同28.5%)、強制性交等が453人に対して832人(同35.3%)、強盗が574人に対して不起訴は675人(同46.0%)、放火が369人の起訴に対して不起訴は471人(同43.9%)だった。
 殺人は100%近く検挙しても起訴されるのは3割強。平成13年には検挙率が94.1と今年10月よりは低かったが、検察が起訴したのは872人に対して不起訴は537人で起訴率61.9%と高かった。
 検察が起訴しないのは犯人の決め手に欠けるためという理由が多いようだが、起訴に持っていけないような捜査では警察はどこに問題があるのか検証すべきだ。
  首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。

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