警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(25、26日 単位・レベル)
治安の先行きが不安だ
【治安うんちく】
逮捕された妻と娘2人は不起訴(11日)フジテレビ
神戸山口組系組員ら4人不起訴 飲食店の恐喝容疑で逮捕(6日)朝日
振り込め詐欺の金 息子から受け取った疑いで逮捕の母親 不起訴(2日)NHK
自転車で高齢者を“ひき逃げ”逮捕の男性を不起訴に(1日)テレビ朝日
警察官の腕に噛みつき手錠のまま逃走 不起訴処分に(26日)テレビ朝日
品川男女2人刺殺 殺人容疑の男性不起訴 東京地検(20日)産経
愛知県課長補佐を懲戒免職 児童買春容疑で逮捕、不起訴(19日)朝日
買春容疑の演歌歌手男性、不起訴 宇都宮地検支部(16日)共同
逮捕の暴力団員6割不起訴 弱体へ軽微でも対象に(26日)共同
上記の見出しはここ2カ月の主な不起訴事件の記事から抜粋したもの。近年は起訴率が減少傾向にある。
検察統計年報によると平成27年の起訴人員は7万7268人で前年に比べて137人多いものの、昭和57年の12万2116人に比べればかなり少なくなっている。
また不起訴は12万0522人。起訴猶予は7万8467人で起訴率は39.1%だった。これも統計のある昭和57年以降で同60年の60.1%に比べれば数字はかなり低く、不起訴が大幅に多くなっていることを裏付けている。
起訴率が30%台になったのは平成25年から。昭和60年の最も高かったのを除いて同57年から平成16年までは50%台で推移。同17年から減少傾向に入っている。
これに対して道交法違反を除く特別法犯の27年の起訴人員は4万8768人で前年に比べて746人の増加。不起訴は4万2726人で、起訴率は53.3%だった。
このように昭和の時代に比べて起訴率は減少しているが、警察の検挙率も減少しており、治安の先行きに不安を感じる。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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