警視庁管内体感治安レベル2
首都東京体感治安(22、23日 単位・レベル)
自転車盗難対策
【治安うんちく】
窃盗犯のなかでも認知件数で大きなウエイトを占めるのが自転車盗。所有者が施錠をしっかりするなどで認知件数は減っているが、それでも被害は高水準で推移している。何か対策はないものか?
ありました。なんとアムステルダム警察は、自転車泥棒追跡のため、GPSを装備したおとりの自転車を配置する作戦を打ち出したというのだ。
GPSと言えば、日本では古紙持ち去り対策として利用している自治体が多い。東京では清瀬市や西東京市、東村山市などがある。
これをアムステルダム並に自転車の窃盗対策で利用できまいか?
警察庁によると今年10月現在の全国の自転車盗の認知件数は17万3917件で前年より2万6847件も減っているという。
しかし、刑法犯認知件数のうち窃盗犯は7割を占め、うち4割近くが乗物盗。このうちの8割は自転車盗だ。
刑法犯認知件数76万8087件の検挙率は34、4%だから、自転車盗の認知件数と検挙件数を差し引いて計算すると検挙率は42.69%にアップする。
こうしてみると自転車泥棒は確かに数字治安に大きな影響を与えており、しっかりした対策が望まれる。
首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。
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