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2017年11月17日 (金)

2017年11月17日 (金)

警視庁管内体感治安レベル2

首都東京体感治安(17、18日 単位・レベル) 
荒れ放題の学内
【治安うんちく】

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 先月、東京・調布市で、バイクや乗用車のカバーなどが燃やされる不審火が12件も相次いだ事件の犯人は高校1年の少年(16)の犯行だった。
 刑法犯少年の検挙人員は減少しているが、一方で小中高校生の生徒間暴力や教師に対する暴力が増加しており、少年問題は深刻な状況にあるようだ。
 9月末だった。高校の男子生徒が教室で男性講師を暴行する映像がネットで流された。博多高校の授業中の出来事で、動画を見た警察は講師を説得して男子生徒を傷害の疑いで検挙した。
 文部科学省によるとこうした生徒の教師に対する暴力など学内での暴力行為が増加しているという。平成27年に確認された件数は5万6963件。
 最も多いのは生徒間暴力で3万6156件。次に器物損壊が1万1177件、教師に対する暴力が8222件など。
 ランキングは大阪の9785件、神奈川の7551件、千葉の3656件、愛知の3152件、東京の2627件と続く。   
 一方、警察庁によると今年10月現在の少年の検挙人員は2万1674人で前年より3741人の減。内訳は粗暴犯が2877人で同−590人、凶悪犯が353人で同−89人、最も多い窃盗犯が1万2681人で同−2090人。問題は知能犯で検挙人員は698人で54人の増加だ。
 総数は減っているとは言え、1日当たりに換算すると60人近くが検挙されている。
 器物を損壊するのも教師に対する暴力も立派な事件。警察沙汰になる陰では厚労省のような数字が存在する。
 数字でしか公にされない学内での〝事件〟の多さは、犯罪行為を犯罪と思わないのか、あるいは罪悪感がないという少年によるものか。非行の原点のように思えてならない。 
 少なくても学校という教育の場が少年非行の温床となってはいけない。
 首都東京体感治安は「レベル2(ブルー)」とする。

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